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2017 J2 第25節 名古屋グランパス VS ロアッソ熊本
今週は仕事が忙しくて全然ブログを更新できなかった。
今日は夜更かしして書こう。
今更ながらだが、まずは熊本戦の振り返り。
風間監督がやりたかったことを考えてみました。
※あくまで自分の分析です。風間監督に聞いたわけではありませんのでご注意下さい(笑)。
自動昇格までの道のり
去年の2位の年間勝ち点は84。
現在25試合消化して勝ち点40。
残り17試合で44必要。
14勝2分1敗で44になる。
もう負けられない。
というか勝ち続けるしかない!!
風間監督のやりたかったこと
熊本のDF
まずは熊本のDFのおさらいです。
※こちらにも書いています。
ロアッソは基本9人で守ってきます。
グランパス戦の前数試合はひいて守っていました。

ロアッソDF基本布陣
PA前にできたこの壁をどう崩すかが風間監督に与えられた課題でした。
風間監督の対策
これに対して風間監督は3つの方法で最終DFラインとセンターDFラインの二つを間延びさせようとしていました。
風間監督の対策1
常に前線にグランパスの選手3、4人を張り付かせます。
このシーンでは4人張り付いています。
これでDF最終ラインを押し下げようとしています。

2017_25節熊本戦_前に4人張り付く
風間監督の対策2
DFラインでパスをつなぎ、相手MFで形成するDFラインを前方へ引っ張り出します。
デフォルトではMFがマルの位置にポジションを取り、2層のラインとなるが、
このシーンはボールを取りに前に出てきています。

2017_25節熊本戦_鳥かごでDFを引っ張り出す
相手が前に出てきたことで2つのDFラインの間にスペースができています。
このスペースを使って崩そうとしていました。

2017_25節熊本戦_鳥かごでDFを引っ張り出す(2)
本来はこのスペースを軸に3vs2の練習で培ったコンビーネーションを使って崩してほしいのだと思う。
だが、今の所、スペースをつくってもなかなかコンビネーションに移行できていない。
コンビネーションで行けたのは田口劇場!!
ということで、コンビネーションはあきらめてドリブルで切り込むシーンが多かった。
前線に張り付いた青木、杉森、シャビエルが降りてきてドリブルしていた。
(シャビエルだけは前線に張らずに自由に動いていた・・・)

2017_25節熊本戦_鳥かごでDFを引っ張り出す(3)
風間監督の対策3
相手MFで形成するDFラインを前方へ引っ張り出すもう一つの方法が和泉御膳だった。
最終ラインにもかかわらず和泉がドリブルでDFをかわすシーンが多かった。
回数の多さからすると監督から指示が出ていただろう。
相手はオフェンスが本業の選手なので和泉は簡単にかわしていた。
和泉が1人かわすことで2つのDFラインの間にスペースができる。
そこからは対策2と同じでドリブルで切り込んで行く。
総評
スペースを作る所まではできていた。
また、ドリブルで切り込むのもある程度で来ていた。
但し、ドリブルは狙って取られやすいのと、後半疲れてくるとキツイ。
今後はスペースを作ってドリブルを主体としながら、
コンビネーションのパターンをもっと増やしたい。
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