2017 J2 第15節 名古屋 VS 愛媛 ゴールから逆算した攻撃

愛媛戦はいい勝ち方だった。
今回はきれいに点を取った2点目を振り返ってみる。
※得点シーンはJリーグオフィファルサイトの動画で見れます。

改めて見てみると玉田の体力はすごい。
37歳にもかかわらずDFを追い抜いている。
この得点シーンは玉田のスピードに限る・・・ではつまらないのでもう少し掘り下げてみよう。

右サイドの崩しもよかったのだが、今回掘り下げるのはなぜゴール前にDFがいなかったのか?である。
得点シーンは外からニアサイドに戻ってくる玉田がぶっちぎったDFと大外のカバーに来ていたDFだけである。
通常中央に1人は残っていそうなのだがなぜかいない・・・。
それで玉田はニアサイドでDFと競ることなく、得点できた。

ではなぜDFが中央にいなかったのか??
愛媛は3バックである。中央に1人位残っていそうなものである。というか普通中央は固めるだろう。
他のシーンをみると両サイドハーフも下がって5バック状態で守っている。
当然中央には3人いる。

もう少し他のシーンも見てみた。
すると3バックがかなり大胆にスライドして守っている。
右サイドにボールが出ると5バックから相手左ハーフが高い位置に戻り宮原のマークに来る。
それに合わせて3バックがグランパス右サイドにスライドしてくる。
すると中央のDFが2人になる。
さらにシモビッチが動くとDFがついてくるので中央のDFが1人になる。

得点シーンはこの動きを利用していた。
まず八反田が右サイドに流れると愛媛2番のセンターバックがついてきて中央が2人になった。
宮原にボールがわたると残り2人がグランパス右サイドにスライドしてくる。
さらにシモビッチが下がりながらグランパス右サイドに流れると愛媛23番のセンターバックがシモビッチについてくる。
さらに玉田もやや右サイドに動くと
さらに愛媛2番のセンターバックもかなりサイドによってくる。
愛媛右サイドハーフの選手も中央をカバーしようとするも大外のフォローもあるのでファーサイドにポジションを取っている。
こうして中央にスペースができた。

そこに玉田がスピードを生かしてゴール前へ走りこむ。
慌てて戻った愛媛2番の選手は足を延ばしてカットしようとするも間に合わず、玉田のゴールが生まれた。

おそらくグランパスは全員が愛媛DFがサイドに寄りやすい事を意識していただろう。
そして、中央が空いたのを見てグランパス全員が早い縦への展開を意識しただろう。

まさに風間監督が目指すゴールから逆算された攻撃による得点だった。

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